独立後の失敗を回避したいなら

事前に押さえておくべきポイントを紹介します

独立後のエンジニアのよくある失敗と成功の秘訣

エンジニアとして独立してフリーランスになると、次のような失敗をする方が多くいます。

よくあるのは、クライアントが要求している仕事の範囲やクオリティに達することができず、クライアントの信頼を失うことです。
また、仕事自体はうまくこなせてもこまめに連絡したり納期を守ったりすることができず、同じクライアントから継続的に仕事を依頼してもらえなくなることもあります。

独立すると会社に差し引かれていた中間マージンがなくなり、仕事をすればするほど収入が増えることになります。
そのため、自分のキャパシティーを超えて仕事を多く引き受け過ぎてしまう方も少なくありません。
仕事の納期を守らなければクライアントの信頼を失ってしまうので、徹夜してでも納品することになります。
そんな毎日を繰り返していると不規則な生活が積み重なって体調を崩してしまうこともあります。

このような失敗をせずフリーエンジニアとして成功するための秘訣は、まずは余裕を持った仕事量から始めることです。
なぜなら、独立したばかりの頃はクライアントによって求められる基準がまだ掴めていないからです。
納品後に「ここを修正してほしい」「こういう意味で依頼したのだけれど」と言われる可能性があるので、すぐに対応して信頼関係を築けるように引き受ける仕事はセーブしておきましょう。

なお、どんなに報酬の高いクライアントであっても1社に絞ると契約解除された時に仕事がなくなってしまうため、複数社と契約するのがおすすめです。